伊勢芋かりんとう おこまさん
誕生物語
- 「地元原料」と「こだわり醤油」を
使ったお土産を作りたい - 江戸時代から醤油を作り続けてきた下津醤油。
8年前に生まれた地元米と自社醤油を使った「利兵衛だんご」は地域内外の皆さまからご好評をいただいています。
ところが、この「利兵衛だんご」、お土産としてお持ち帰りいただく場合、できたての美味しさの感動をそのままお届けできない… という課題がありました。
自社の醤油と地元の魅力が伝わり、かつ日持ちがするおいしい「お土産」はできないものか。
そんなことをずっと考えていたある日…


- 伊勢芋農家さんとの出会い
- 伊勢芋は江戸時代から伝わる、強力な粘りと高い栄養価が特徴の伝統野菜です。
それだけでもお土産の材料として魅力的なのですが、決め手はもうひとつ。
伊勢芋を余すところなく使うことが、生産者さんへの貢献になると感じたからです。
農家さんによると、伊勢芋は種芋1つにつき1つの芋しかできず、収穫の3~4割は種芋として残すそうです。さらに、形の悪い芋は皮をむき身だけを出荷。皮は、廃棄物として捨てられます。
貴重な伊勢芋なのに… なら、この皮を材料として活用しよう!!
- 伊勢芋かりんとう
開発スタート! - かりんとうに決めたのは小さなお子さんからお年寄りまで、みんなで囲むお菓子にしたいから。
理想に辿り着くまでには、たくさんの試行錯誤を繰り返しました。
洗って冷凍した伊勢芋の皮は、再び洗い乾燥して粉末に。
原料は三重県産にこだわり、生地には自社の醤油を練りこみました。
発酵によってできあがりが違うので、何度も試し、最適な発酵を見つけました。
スタートしてから約1年半。
いろんな方の協力のおかげで、ようやく理想のかりんとうができあがったのです。
